菱田蒸溜所 ニューボーン Prelude 2.5
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■商品案内
2025年3月に海外向けにボトリングした【 菱田蒸溜所 ニューボーン Prelude2 】がTWSC2025にてベスト・コストパフォーマンス賞を受賞。
これを記念して同一コンセプトの下、新たなレシピでブレンドしたのが【 菱田蒸溜所 ニューボーン Prelude2.5 】になります。
モルト原酒が約80%の贅沢なレシピで、約20%配合されているグレーン原酒は原料を大麦麦芽と未発芽大麦、焙煎した未発芽大麦『チョコレートバーレイ』のみとしたリッチなスタイルです。
ブレンダーは、引続き長濱蒸溜所の屋久佑輔氏でバーボン樽、ソーテルヌ樽、PXシェリー樽などで熟成させた多彩な原酒を組み合わせ、厚みのある1本に仕上げています。
【 テイスティングコメント 】
●カラー:深みのある琥珀色。
●アロマ:トップノートではバニラや蜂蜜を想わせる力強く明確な樽感、熟成からくる確かなどっしりとしたボディー。それに寄り添うように、シェリー樽原酒由来のきめ細やかで華やかな原酒が繊細なアロマと共に幾重にも広がります。さらに、ワインカスク由来の心地よいフローラルなアクセントと、フルーティーで洗練されたニュアンスが奥行きを与えます。同時に感じられるユニークな香ばしさは、コーヒーやモカ、そしてナッツを想わせるアロマが心地よく広がり、他の原酒と見事に調和しています。
●テイスト:口に含むと、九州南国熟成による力強さと繊細さ、そして個性的な香ばしさが絶妙に融合したハーモニーが広がります。アロマで感じられた樽の力強さが舌の上で確かな存在感を示しつつ、華やかな果実味と柔らかな口当たりがそれに続きます。深みとコクを併せ持つソーテルヌ樽熟成原酒が、全体のキャラクターに独自のアクセントを添え、焙煎グレーンの特徴的なフレーバーが複雑な余韻を長く持続させます。
【 菱田蒸溜所とは 】
明治時代、鹿児島県大崎町菱田地区ではその上質な地下水を求めて20軒以上の焼酎蔵が軒を連ねていました。菱田蒸溜所は、この地で1901年から焼酎を作り続けている天星酒造の敷地内にあり、2022年11月に新たに操業を開始しました。蒸溜所の設備は、銅製コイルを備えたステンレス製の初留器とコラム付き銅製のハイブリッド式再留器が特徴で、革新的なウイスキーづくりを実践。ここでは、伝統的なモルトウイスキーと、麦芽と丸麦を原料としたグレーンウイスキーを蒸留しています。また、グループ傘下の長濱蒸溜所とはお互いに情報を交換しながら、異なるアプローチで「クラフト」なウイスキーづくりの道を歩んでいます。
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■製造業者 : 菱田蒸溜所(天星酒造)
■原材料 : モルト(イギリス産、ドイツ産)、グレーン(国産)
■タイプ : ニューボーン
■度数 : 47度
■容量 : 700ml