芋焼酎 一尚 ブロンズ
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■商品案内
2006年、北薩豪雨水害により生まれた第二の創業の決意。
初代創業時の想い、歴史に敬意を払い、「小牧家と蔵人」たちとで思いを込めて造られた焼酎です。
食前酒として焼酎のソーダ割を提案するに至る過程で、ソーダで割ることで出現する原料由来の青臭さ、えぐみを押さえ、柑橘のフレーバーの心地よさと、余韻の爽やかな甘味を兼ね備えた焼酎となっています。
秋田今野の焼酎用白麹と酵母菌にはビール酵母「ヴァーヴァリアンヴァイツェン酵母」を使用。
ビール酵母の特性上、仕込み時の醪温度をかなり低く抑えないといけない為、鹿児島でも気温の低くなる11月から12月に掛けてのみ仕込みを行います。
香りに特徴のある焼酎に仕上がっており、柑橘系の爽やかな香りとキレが感じられるスッキリソーダ割りもおすすめですが、まろやかな味わいが優しく包みこんでくれるお湯割りもお試しいただきたいです。
「一尚」という銘には小牧兄弟の名前の一文字ずつとっており、兄弟で蔵をまとめ、責任と自信を持ってお客様に提供できる本格焼酎を造ろうという気持ちと、この焼酎をお取り扱い戴くからには『一尚』=『一生』のお付き合いをしていただけるよう、みんなで進化し続けなければならないという決意も込めて、つけられたネーミングとなっています。
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■製造業者 : 小牧醸造
■種別 : 本格芋焼酎
■主原料 : 黄金千貫 白麹(秋田今野焼酎用白麹菌) 酵母菌(ヴァ―ヴァリアンヴァイツェン酵母:ビール酵母)
■度数 : 25度
■容量 : 720ml
■小牧たる所以■
THE REASON FOR KOMAKI
小牧が誇る特徴的な味わいは、大地の力強さや気高さを感じさせるEarthy(アースィー)なフレーバーにあります。
●特徴香
小牧の本格焼酎の特徴として、豊潤な土の香りを想起させるフレーバーがあります。
このEarthy(豊潤な土の香り)は、創業より受け継がれる薩摩の和甕で、酒母(水、米麹、酵母)作りである一次仕込み、さつまいもを加えて発酵させる二次仕込みにも使用する事で、幾年も和甕に住み着く様々な菌の力により醸成されます。
さらに、蒸留直後の検定容器も、同じく和甕を使用する為、このearthyさが引き継がれます。
ナチュールワインのクヴェヴェリ製法と奇しくも同じ様に、いわば幾年の歳月がもたらす至極のエッセンスとなり得るのです。
●仕込み水(天然記念物カワゴケソウ)
焼酎の素となる仕込み水は、紫尾山系の天然伏流水を使用しており、その天然水が湧く、蔵のすぐ脇を流れる河川には、天然記念物である「カワゴケソウ」が生息しています。水の中で開花し実を結ぶ珍しい植物で、水質の綺麗な急流しか繁殖せず、日本でも数か所にしか生息しておりません。今でも、この様な自然体系が維持された環境から湧き出る天然水で、焼酎を仕込む事により、この地でしか醸せない無二なる味わいへと仕上がっています。
●Made in Satsuma Kagoshima
焼酎造りは、鹿児島の先人の知恵と自然との密接な関係にあります。不毛の土地であったシラス台地というハンデを乗り越え普及したさつまいも。一級河川「川内川」を運搬に使い、お米の一大集積地であったさつま町。その歴史の中で、沢山の農家さんに支えられ私達は今日、このさつま町で芋焼酎を造るに至ります。
この紡がれた歴史は私達の時代で止める事なく、現在でも地元農家さんとパートナーシップを結び、使う原料は、全て鹿児島県産を使用しています。麹米として使用するお米は、地元さつま町にこだわり、蔵の眼前にある「谷口商店」とタッグを組み、鹿児島の品種米である「ひのひかり」や「あきほなみ」など、それぞれの銘柄に使用しています。
さつまいもは、現在鹿児島県の3エリアの契約農家さんから、それぞれ最高の品質の芋が獲れる時期に合わせ使用しており、地元さつま町の農家さんとは、より強固なパートナーシップを組み、焼酎造りに取り組んでいます。いずれは、さつま芋も全量、さつま町産を目指していきます。
弊社の芋焼酎は全て、原産地呼称、地理的表示である「GI SATSUMA」を取得。
●熟成
蒸留したばかりの焼酎の香味は、芋の濃縮された香りが立ち芳しいのですが、酒質は水とアルコールがうまく馴染めず、荒く刺々しく感じてしまいます。そこで水の分子が、アルコールの分子を優しくマスキングするまで、丁寧に熟成させます。弊蔵の焼酎は、精製してから様々な容器で、まず平均でも1年の熟成をかけます。
●石蔵貯蔵
蒸留酒の醍醐味であるエイジングとは、人知の及ばない悠久の刻の力により、焼酎を更なるステージへと旅立たせます。その熟成させる焼酎は、幕末から明治にかけ建てられた石蔵にて、さらに何年も貯蔵します。年間での温度や湿度の変化が少ないこの石蔵でのエイジングは、百有余の悠久のエキスも加わり、より円熟されるのです。